「コーヒーの楽しみ方」  No.4

皆さんはコーヒーをよく飲みますか。私の場合、20歳ごろまでコーヒーをほとんど飲んだことがありませんでした。ひとつには値段が他の飲料水に比べて高価であったこともありますが、コーヒーを飲むと頭に悪いのでないかと言われていたせいもあります。女性の友達と喫茶店に行くと、彼女はコーヒーを注文し、私はクリームパフェを注文しました。よくウエートレスさんが間違えて、こちらの方にコーヒーを置くものですから、ウエートレスさんがカウンターに行く隙に交換したものです。時々ウエートレスさんから苦笑されたことを思い出します。しかし私が結婚して以来、私の妻は小さいときからコーヒーを飲んでいたので、私も毎日飲むようになり29年たちました。そして頭も悪くなっていないようです。
 さて、恋人同士が喫茶店に入って、コーヒーを注文します。ここで、彼氏は宇宙の話をしなくてはなりません。
 まず、1)ブラックのまま飲みます。今日はキリマンジャロ、少し苦味が走ります。2)砂糖を入れますが、かき混ぜません。また飲みます。上澄みの中に少し甘味が入っています。3)スプーンでかき混ぜます。そして飲みます。今度は、甘みが増えて、コーヒーの香りとあいまってなかなかおいしくなってきました。4)少しじっとしています。コーヒーの動きが無くなってから、少しだけミルク壺からミルクを数滴垂らします。そして、表面にミルクの膜ができるまで待ちます。ミルクの皮膜とコーヒーを飲みます。ミルクの皮膜は完全に飲み干します。5)再度スプーンでかき混ぜます。ミルクをコーヒーカップに伝わらせながら入れます。すると渦巻状の模様ができてきます。ここで銀河の話を彼女にするのです。6)あまり銀河の話を長くすると、やがてコーヒの皮膜で表面が覆い隠されます。ここで、濃厚なミルクとコーヒーの層を飲みます。7)最後はスプーンでよくかき混ぜます。ここで、エントロピーの増大の話をして、混ぜられたものを元に戻すことが困難であることを話します。そして一気に飲み干します。
 私たちの太陽は、銀河の端に存在し、私たちが住んでいる地球は、太陽の周りを楕円軌道で回転していますが、太陽系は、銀河の中心の周りを楕円軌道を描きながら回転しています。銀河系の中心にはブラックホールがあり、また銀河の中心を中心に多くの星たちがUFOの円盤状の形で回転しています。スプーンでかき混ぜたコーヒーにミルクを注いだ時、そこに銀河系を垣間見ることができたのです。また、初め2つに分けられていたミルクとコーヒーをかき混ぜるとエントロピーが増大していきます。そして、2度と最初の状態、すなはちミルクとコーヒーが分離された状態に戻りません。または元の状態に戻すときには相当なエネルギーが必要です。
 話が変わりますが、地球は毎日1回の自転をしながら、365日で太陽の周りを公転しています。月は約30日で地球の周りを公転しながら、1自転しています。それでは、月は太陽の周りをどれだけで公転しているでしょう。約12ヶ月で月は太陽の周りを公転しています。太陽の周りを公転する月の軌道を描いてみると、結び目のような軌道が造れます。一度太陽と地球と月の3体問題として、軌道を計算してみると面白いと思います。


 
   1/f ゆらぎの世界
渦巻銀河
濃い目のミルクを入れたコーヒー